マドリード日本人会

最近スペイン経団連(CEOE)の幹部の方々と話をする機会が何回かありました。 その中でスペイン経済が良くなるにはスペイン産業の生産性を高める事が必要で、それにより競争力を付ける事で経済が活性化し、雇用も創出できると言う話になりました。総論はそれで良いのでしょうが、各論の段階になると色々と難しい問題が出てきます。

スペインの生産性と言った時にこれは問題だなと思うことが身近な問題で起こったのでそれを話題にして各論を考える一つのきっかけにしたいと思います。

仕事の関係上インターネットは不可欠で、家で仕事をするときも事務所に居るときも勿論インターネットに接続してメールを見たりしますが、外出先からもNETPCでインターネットに接続する事が多いので、専用のUSB接続型のモデムを契約しています。 これは便利で何処に居ても即時にインターネットに接続でき、時間と場所を問わず今居る場所を仕事場に変換する事が出来ます。

5年ほど前にVODAFONEと契約しましたが、その前は色々な場所を探してWIFIでインターネットに接続していました。 これは接続できる場所を探すのが大変ですし、最近では自由に接続できる回線が少なくなりました。

VODAFONEは月額39ユーロで1GBまではフラット料金ですが、それを越すと追加コストが掛かってきます。 同じサービスをTELEFONICAでもしていますが、家でADSLを契約しているので特別に料金が19.50ユーロになるので(しかも5GBまで)夏休み明けにVODAFONEからTELEFONICAに切り替える事にしました。

たまたまVODAFONEから送られてきた回覧に解約方法が書かれていて電話、ファックス、書面のいずれかで解約を申請でき、48時間以内に実際に回線が切れると書いてありました。 一方、TELEFONICAとも連絡を取り申請後2-3日で接続が出来るとの情報を入手しました。 そこでまずVODAFONEを解約し、その後ほぼ同時にTELEFONICAと契約すれば時間のずれが無く手続きが完了すると思い、早速手続きにかかりました。

VODAFONEの解約は3の方法のうちファックスを選び必要なデータを記載し、署名し、身分証明書の写しを一緒に指定のファックス番号に送付しました。 ファックスを送った翌週にVODAFONEのお店に立ち寄り解約状況を調べてもらうと解約申請がなされていないので契約が継続中との事で、早速そのお店の人に協力を依頼して解約手続きに入りました。 そのお店の方はとても親切に対応してくれましたが、ファックスで解約する場合でもまず電話で解約を申し込みその後でファックスを送らないと受け付けてくれないそうです。

そんな事は回覧の何処にも書いてないと苦情を申し入れましたが、後の祭りです。 例外的にお店の店員さんが自分の携帯電話からVODAFONEに電話連絡を入れてくれ、その後ファックスで再度解約申請書を送付してくれました。 その店員さんがVODAFONEに解約の話をしている時でも通話が切れて最初から手続きをやり直したりしました。 また、身分確認のために同じ携帯電話を使って同じ質問を違う部署の人がするのでそれで本当に身分の確認が出来るのだろうかと心配にもなりましたし、解約理由を聞かれ料金がTELEFONICAより高いからと答えると同じ料金で契約できる可能性があるとほのめかされ激怒したこともありました。

何はともあれこれで解約がやっと出来たと思っていたら、同じ日の午後に小生の携帯電話にVODAFONEからメッセージが入り個人データが正確でないので再送する様に依頼がありました。 たまたま、午前中に解約手続きをしてくれたお店の近くに居たのでそのお店で同じ店員さんに事情を説明するとお店のファックスから再度身分証明書の部分を送ってくれました。 これでやっと解約手続きが完了しましたが、結局申請を最初にしてから5日経過していていましたし、お店に立ち寄らず解約されていたはずと思っていたらずっと契約状態になっていた訳で、たった解約一つをするのに小生の時間、VODAFONEの店の店員の時間を“浪費”した事は生産性向上とは全く反対方向の現実だと思い知った次第です。

この後TELEFONICAで契約をしたのですが、これが又困難の連続でした。 これについては長くなるので次回に書く事にします。

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