マドリード日本人会

スペイン税務署は2009年の所得申告者統計を発表したが、それによると年間所得が600,000ユーロを超える高額所得者は6,829人で、2007年に比して35%減(10,580人)、2008年との比較では15%減となっていて、経済危機が大きく影響している事が判る。
150,000ユーロから600,000ユーロ(含む)では申告者数は78,338人で総数の0.41%。60,000ユーロから150,000ユーロ(含む)では申告者数は650,258人の3.27%である。

年間所得600,000ユーロ以上の大金持ちが住む地域を自治州別で見てみるとランキング1位はマドリード(2,806人)、カタルーニャ(1,581人)、バレンシア(540人)、アンダルシア(507人)となっている。一番少ないのはエクストレマデゥ-ラで32人である。

総申告者数19,315,353人の内7,200,000人は年間所得が12,000ユーロ以下である。

また、給与所得平均は19,359ユーロである。

この統計を見て大金持ちの数が多いと判断するか、少ないと判断するか、あなたは如何思いますか。

因みに、この統計を見るに当たり留意する点は下記の通りである:
A.税負担を軽くする為法人形態をとる人が多くなっている
B.バスク州とナバラ州は含まれて居ない

El Confidencial 2011年7月5日付け

4 コメント to

“高額所得者:2009年実績”

  1. Kurt Miyamoto

    新村さん:

    スペインの高額所得者情報ありがとうございます。 2010年分はまだ発表されていませんか? 09年では18ヶ月前の古いデーターですね。他国の日本と米国とのデーターを比較したものがあればなをよいと思います。また国民一人当たりのGDPをスペインと他国を比較したデーターが出ているサイトなどのインフォメーションがあれば掲示してください。

    宮本公明、米国ロスアンジェルス

  2. Yoshiro Niimura

    宮本さん
    スペインでは2010年の所得申告が2011年6月30日に終了した所です。従い、2010年の所得申告者統計が出てくるのは1年後になりますね。確かにスピードは遅いですし、統計も場合によっては古すぎて使えない、興味を引かない結果になりそうです。ご要望の統計は別途流します。
    ギリシャが再支援、ポルトガルも怪しそうで、ポルトガルとスペインの経済関係は密接なのでどの様な(悪)影響がスペインに出るか心配です。
    新村

  3. 栄田@日本

    新村さん、
    情報ありがとうございます。
    でもなぜバスクとナバラが含まれていないのですか?ご存知であればご教示ください。

  4. Yoshiro Niimura

    バスクとナバラは中央政府から独立した独自の徴税制度を認められているためです。従い、この両自治州でも同じ統計は持っているでしょうから時間が有るときに探してみます。

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