マドリード日本人会

フアン・カルロス国王はセマナ・サンタ中にアフリカでの象狩りをしている最中に足を踏み外し緊急入院の為スペインに戻り手術を受け大腿骨(Femur)に人造の骨(セラミック製)を埋め込んで股関節に填め込み骨盤(Pelvis)につなげましたが、4月26日にアラブ首長国連邦の元首を応接中に体を捻り違えてLuxación(脱臼)を起こし再度入院しました。幸いにも元の位置に戻す事が出来て入院してから12時間後にはマリアーノ・ラホイ首相との執務をこなしたとの事ですが、体の大きく体重もある体を支えきれるのか心配ではあります。動詞はLuxarで脱臼させる、脱臼するはLuxarseです。

ちなみに英語でもLuxation(動詞はLuxate)ですから、英語からスペイン語、あるいはスペイン語から英語は言葉が難しくなればなるほど語源が同じなので楽だなーと思います。

文責:新村

3 コメント to

“スペイン語愛好会:Luxación(脱臼)”

  1. 匿名

    10年程前、不自然な形で転んだ拍子に歩けなくなり、整骨医を訪ねたことがあります。神妙な顔でSe ha salido la rodillaと言われた時は、「膝が飛び出た!?」とたまげました。(ずれた外れたではなくて、飛び出たとイメージしました。)rodilla luxada または dislocada と言われれば、ああ脱臼かと言葉上だけは納得したかもしれません。膝の構造を知らなかったところへ、なまじ聞き慣れたsalir という動詞が使われたために、脳内の画像が混乱したのでした。素手でスコーンと一発、目から火花が散った気がしましたが、一瞬にして治りました。実はその時には気づかなかったのですが、ついでに足首の骨もずれていて、痛い思いをするのが嫌で放っておきましたが、ある日高い滑り台から息子を抱いて猛スピードで滑り降りたところ、着地で踵を着けた瞬間目の火花と同時にゴキッと音がして、私のluxación は完治しました。(今思えば、あれは運が良かったのですね。)

  2. niimura

    コメントを有難うございます。返事が遅れて失礼しました。
    膝が飛び出たといわれた時は目が飛び出た様な気がされたのは良く理解できます。

    ラテン語源の言葉は硬く響くのでしょうか。Rodilla luxadaよりはSu rodilla está descolocadaと言われた方が判りやすい気がしますし、se ha salido la rodillaと言われるより優しい響きですね。どんな状況でどんな言い方をされたかにも寄るのでしょうが。
    それにしても滑り台のお陰で脱臼が直ったのですから、これは正に幸運と言うべきでしょう。

    スペイン人の方は同じ事を言われてどの様な感じを受けるのでしょうか。その辺の所を探っていただければ有りがたいです。

    Se LE/TE ha salido la rodillaと言う表現も使えると思うのですが、その際の意味の違いも興味が有ります。

    文責:新村

  3. 匿名

    本当ですね。面識のない患者にいきなりse ha salido(se te ha salidoだったかもしれません)と告げたら、さぞかし嫌われてしまうことでしょう。この整骨医osteópataは私の友人です。ですから友達言葉になっています。(危うくスペインの整骨医の評判を落としてしまうところでした。)同じことを言われたらスペイン人はどう感じるかというと、しかめ面をするようです。子供相手ではあるまいし、と。もちろん友達colegaであれば話は別だと思います。なお、骨折せずに脱臼ですんだのは非常に運が良かったと言われました。骨が太いというのはお得です。

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