マドリード日本人会

マドリッド補習授業校主催、日本人会文化部後援でスペインの英語教育界に新旋風を巻き起こしたリチャード・バウガン(英語読みはヴォーン)さんが2013年4月20日の土曜日に日本人学校に来てくれて1時間半に渡ってバイリンガルあるいはトリリンガルについて話をしてくれました。
長年の英語教育の経験に基づく話は説得力があり視聴覚教室に人が溢れる程の日本人スペイン人父兄が熱心に話しに耳を傾けました。主催者の話では視聴覚教室がその日ほど小さく見えたことは無かったと言う位盛況でした。
子供に日本語、スペイン語あるいは英語を習得させる動機付けを与えることが大切で、無理に押し付けず根気強く接することが必要と説かれました。たとえSpanglishを話していても25歳までにはキチンとスペイン語と英語を使いこなせる様になるでしょうと出席の日本人父兄の質問に答えてくれました。子供が段々大きくなると複雑な事を話す必要性が高まり子供から”お母さん、言ってることが判らない”と言われると気が挫けてスペイン語に切り替える様になりがちですが、それでも気長に日本語を話し続けてあげる事が必要な様です。バウガウさん自身も娘さんが小さい時に英語で話してくれず悩んだことがあったそうですが、指人形を使って腹話術で娘さんに英語で話しかけたら英語で指人形には英語で話しかけてくれることに成功したとの事です(相変わらずバウガンさんにはスペイン語で話したそうですが)。
日本人が父親の家庭、母親が日本人の場合と夫々色いろと事情はあるでしょうが、他人任せでは無く家族一緒にスペイン語と日本語を子供が話す環境を作ってあげる事が肝要の様です。
最後はホールに集まって記念写真を取りました。今回の講演会は昨年6月にバウガンさんが日本人会で講演をしてくれた時に補習校の父兄の方が参加してくれた事が実現のきっかけとなりました。今回の様に講演会を通じて日本人会とマドリッド補習校の関係が更に密接になる事を切望します。
文責:新村 嘉朗

 

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