マドリード日本人会

皆様あけましておめでとうございます。

今年は平成30年という節目の年です。
昨年の暮れにセミナーの講師としてメキシコシティーに行きました。日墨協会の敷地内にあるサロンがセミナー会場ということもあり、主催者側の日系二世の先生やお医者さん等、現地で生まれ、すでにメキシコ国民としてメキシコに溶け込んでいる人たちとコムュニケーションすることができました。

移民として向かった国、南米。好きで住み始めたヨーロッパと意識の違いはありますが、日本人の血が流れていることを誇りに思っている人達が外国に住んでいるということに違いはありません。意気投合の言葉をいただき、色々と両国における日本人会の活動と問題点について意見交換、話し合いの機会を持つことができました。

南米の日本人の世界とヨーロッパの国に住んでいる日本人世界の奥深いところに決定的な意識の違いはあります。しかし、住み始めた動機は異なるものの、一世が無から始め、その子供に教育を受けさせ、その子供たちが成長して二世の時代に入り、その国の国籍を所有した三世の時代が来るという流れは、どの国も同じです。

スペインは、まさに二世がヨーロッパの国々で活躍しだし、その二世の子供たちが学校に通いだした時期に来ています。まさに最初のガンバリズムの過渡期です。
マドリードも土曜日には、そんなお子様を対象にした補習校があります。

インターナショナルなカップルが増えて、私の子供たちが通っていた頃の、廃校が予想された時期を通過して、年々生徒が増えつつあるとのことです。

日本人会の理事として補習校の代表者も毎月開かれる00理事会に出席しております。東京オリンピックの60年代、そして、何でも見てやろうとソ連の飛行機でヨーロッパにたどり着き、そして住み着いたであろう、一世の時代は、確実に終わりを告げようとしています。

この過渡期に、柔軟性をもってたとえ国籍が、いま住んでいる国に変わっても、日本人の血を誇りに思う、日本ファンを増やしていくような日本人会に、改革していく方向性を付けていくことを、日本人会のここ数年の、柱の一つとしていきたいと考えております。まず手始めに青年部を立ち上げ、青年部から理事を出していただき、徐々に新しい風を日本人会に吹き込んでいただきたいと思っています。

日本人会の会員には、長年住んで、スペインの地にしっかりと根を張り、空気のごとく活動している人たちが大勢います。また短期間の滞在にもかかわらず精力的に日西間の友好を最優先してビジネスにご活躍されている会員の皆様もたくさんいます。この辺の多様性が、日本人会の強みです。

この強みを最大限に生かして次世代の日本ファンをどうキープ、継続、そして増やしていくかを理事の皆様、そして会員の皆様と考えていきたいと思います。

マドリード日本人会会長 小野田 茂

コメントを投稿します

Copyright © マドリード日本人会. All rights reserved.